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2018年03月07日

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  • 目の検査を受けてみませんか?

生まれたばかりの赤ちゃんは明るいか、暗いかぐらいしかわかりませんが、生後2-3か月になると「追視」といって動くものを目で追えるようになります。その後もいろんなものを見る刺激によって目の機能は発達し、小学校就学ごろまでには大人と同じくらいの視力になると言われています。

しかしそれまでの発達段階で異常(近視、遠視、乱視、斜視、不同視など)があると、目の機能の発達が止まってしまい、将来眼鏡やコンタクトレンズをつけても視力がでない、いわゆる弱視になってしまうことがあります。

目の機能の発達段階で早期に異常が発見でき適切な治療が行われれば視力を発達させるように促すことが出来ます。しかし子どもの視機能を検査することはなかなか難しいことがあり、視力が悪いことがわかったときには治療の時期としては遅すぎることがあります。出来るだけ早期に異常を発見し早期に治療を開始することが重要になります。

そこで当院では「スポットビジョンスクリーナー」という目の検査機器を導入いたしました。これは小さな子供さんから可能な視機能スクリーニング検査の機械です。近視、遠視、乱視、斜視、不同視などがスクリーニングできます。生後6か月から検査可能です。カメラで写真をとるぐらいの手間しかかかりません。もちろん痛みもありません。あくまでスクリーニング検査ですが、かなり精度の高い機械と評価されており、特に目の異常の発見しにくい5-6歳までの子供さんにはお薦めいたします。

日本では3歳児健診で絵カード方式などによる視力スクリーニングがありますが、こどもの協力が得られなかったり、こどもがいまひとつ理解ができず正確に検査出来ない場合もあります。米国の小児科学会では3歳~5歳のこどもさんには視力検査表での検査よりも、スポットビジョンスクリーナーのような機器による視力スクリーニングを推奨しています。

検査のご予約は、事前に準備が必要なためお電話でお願いしております。基本的にはスクリーニング検査の為、自費1100円となります。WEBからご予約の場合は、ご予約状況により検査出来ないことがございますので必ずお電話にてお願いいたします。

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